教育、技術、素材、感性…
いくつものファクターが幸運にも時を交えたほんの一瞬、北欧家具の黄金期。
その時代が残してくれた遺産。
圧倒的な存在感と美しさ、そして柔らかな優しい表情を持ったこちら。

Svend Aage Madsenのデザインによる、素晴らしいサイドボードがやってきました。
彼の得意とする筆返しが施された、美しい天板。
まるで自然の中で生み出されたかのような、流麗なフォルム。
本体を支える幕板の、リズミカルに心地よく連続する接合部。
手をかけると吸い付くように馴染む、木の葉のような抽斗。
目につかない部分にまで無垢のチーク材を用い、微笑みのような表情を見せる
カトラリートレイ。
それらを地面とつなぐ、ふんわりとアールを描くレッグ。
ワークショップスタッフに語らせたら、半日は要するであろう徹底した造り込み…。
もちろん、収納力は言うに及ばず。
このサイドボードを設置する前提で部屋を設計する、それだけの価値を持った逸品です。
叶う事ならAndelLundへお越し頂き、触れて頂きたい。
デンマーク家具の底力を、きっと感じて頂けるはずです。


【詳細サイズ】
本体　W2403 D505 H847

抽斗　W515 D420 H32

棚　W577　D450 H可動式

脚　H257