日の短い北欧では、家の中でいかに心地よく過ごすかが常に考えられていて、
そんな文化がイージーチェアという素敵な家具を生んだのだろうなぁと、
現地へ足を運ぶにつけ感じさせられる。
どっしりと座り込むわけではなく、でも、ダイニングチェアのように姿勢よく
食事するためのものでもなく。
少し低めの座面と、穏やかに傾斜する背もたれにより、程よくリラックスしながら
読書や映画鑑賞を楽しめる、息抜きに欠かせない一脚。
ソファのように大きなスペースをとらず、なんなら移動だってすぐに出来てしまう。
モダンデザイン全盛期のデンマークで製作された、こちらのイージーチェア。
美しい赤みを帯びたチーク材と、表情豊かなチェック柄のファブリックが生むコントラストに
目を奪われます。
粘りのあるウレタンクッションと、座面下部のウェービングテープが組み合わされる事で
底付きせず、なおかつ程よい沈み込みで身体をサポートしてくれ、長時間の着座でも
快適に過ごすことが出来ます。
構造面でも他の北欧家具と同様、無理の無い造り込みをしており、メンテナンスをしながら
永く使い続けられる頼もしい仕上がり。
もちろん、ゆくゆくはファブリックを張替することも可能で、どのようなファブリックを選ぶかで
大きく印象を変えることも。
初めての北欧家具としても自信をもってお勧めできるイージーチェアです。