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artek 半円テーブル ライトグレー

SOLD OUT

型番 artek_ht_lgr
販売価格

0円(税込)

アイデアテーブルとでも、言おうか。

まるいテーブルの良さは、そのルックスから来る柔らかな印象…
いや、それもだけれど。
天板のすみずみまで自然に手が届き、かつ、導線を全くもって邪魔しない馴染みの良さ。
肌馴染みならぬ、空間馴染みとでも言いたくなる、この感覚。
これは、まるいテーブルが持ち合わせる伝家の宝刀的なものなのだけれど、それを得るために
失ったものもある訳で、それは単に壁との仲が悪いという一点に尽きる。(と思う。)
そんな唯一とも言える、まるいテーブルの弱点的をばっさりと払拭してしまったのがこちら。
巨匠、アルヴァ・アアルトがデザインした 95 TABLE 、通称‘半円テーブル’。
まるいテーブルが壁とお近づきになるには、どうしたら良いか…とアアルトが考えたかどうかは
定かではありませんが、実に潔くバッサリと!まるいテーブルを半分にしてしまったことで
ぎゅっとお近づきになることが出来、なおかつ、まるいテーブルの良さをそっくり受け継ぐことに
成功してしまったのです。
そんな半円テーブル。
アイデアから生まれたからなのか、実に多様な活用方法を秘めたテーブルなんです。
コンパクトなスペースにも置ける、ダイニングテーブルとして。
壁付けのデスクとして。
少しゆとりのあるスペースに、コンソールテーブルとして。(ディスプレイ用ステージの事)
2台揃えて、立派なラウンドテーブルとして。また、あいだにパーテーションを挟めば
対面デスクとしても。
どう使おうか…と、こんなにわくわくするテーブル。そうはありません。
ちなみに、写真に写っているhaluta社内の廊下は幅130cm。
決して広くはないそこへテーブルを置いても、ストレス無く廊下の行き来をすることが
出来てしまいます。
もちろんアアルト家具のアイコンとも言えるL型のレッグと経年変化を楽しめるバーチ材、そして
色選びの悩ましいリノリウム。
…おっと、artekならではの軽量さ、丈夫さも忘れてはなりませんね。
これだけの魅力がぎゅっっと詰まった家具だからこそ。
数多のアアルト作品中にあって、随一の名作として常に熱視線を浴びているのです。
(少なくとも、haluta社内では)

そしてやはり、念押しで二度書いても終わらない悩み、色選び。
ここ数年で、合わせやすさに留まらず、その落ち着いた中間色がもつ飾らない個性ゆえ
すっかりその魅力を定着させたグレー。
こちらのグレーはリノリウムの個性である穏やかな凹凸と相まって、モルタルのように
立体感のある豊かな表情に仕上がっています。
色あわせのし易さはグレーならではのもので、どれだけカラフルなチェアを合わせても
すっかり仲良く馴染んでくれるほか、カーテンやラグをカラフルにしつらえた空間にも
全く臆することなく寄り添ってくれます。

使い道が決まってないのに買ってしまっても、大丈夫。
大胆な言い方をするならば、それくらい何処にでも置けて、使えてしまうテーブル。
活用方法は、何色にしよう…と頭を悩ませている(しつこい)あなたのアイデア次第です。

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