快適に座る事ができて、さらに寝られる。
細かく言えば、天板はちょっとしたテーブル代わりにできて、
ピローやブランケットが収納出来る。
ハンス・J・ウェグナー代表作の一つであるデイベッド。
こちらは、近年めっきり見かける機会の少なくなった丸脚のモデル。
脚のデザインだけが違うかと思いきや、実は細々と違うんです。
美しくテーパードした丸脚に、よりウェグナーらしさを感じるという点も頷けますが、
後期型の角脚と比べると一回り小さいサイズも地味に大きな違い。
幅は10cm近く違うんですよね。
元々は寄宿舎のためにデザインされたもので、限られたスペースを有効活用する為の工夫が
ぎゅっっと詰まっています。
片手でひょいっと背もたれを持ち上げるとトップ部分で固定され、座面のマットレスは
あっという間にベッドへと早変わり。
ベッドとして使えるサイズは、ソファとしては広々のサイズゆえ、3人で座るなら
ゆとりたっぷりのスペース。
お子さん二人とご夫婦で4人がけ、なんてへっちゃらです。
また、マットレスメーカーとして創業したGETAMA社が生み出す内包スプリングは
適度な堅さで、寝ても座っても快適そのもの。
これ一台あれば、家族団らんのスペースは決まり！ですね。