面 と 線 のデザインバランスが素晴らしく、軽快感と存在感が同居する美しいチェア。
巨匠 ボーエ・モーエンセン によりデザインされ、Soborg moblerで製作されたこちらは
なかなか実物を目にする機会の少ない、貴重なもの。
正面、後ろから見ると、ハの字のように伸びやかな脚部の造形美だけでなく
チーク材の色味に包まれた背と座が浮き上がってくるような印象。
明るい色味のオーク材を脚部に備える事で、よりその印象を際立たせています。
また、その大きな背もたれと座面は、すっとお尻をのせたときの心地よさを考慮した結果
絶妙なカーブを描いており、ファブリックやクッションの無さを忘れてしまうフィッティング。
どこかスクールチェアのような愛らしさを感じさせつつ、その座り心地に驚かされます。
側面から見るとまた印象が変わるのがこのチェア、もとい、モーエンセンデザインの奥深さ。
今度は脚部がボリューム感に包まれ、繊細なほど薄い背もたれと座面はさりげない曲線美。
接合部の見せ方にも流石、の工夫が施され、細やかなアクセントになっています。
ダイニングチェアとしてはもちろん、ゆったりした座り心地でデスクチェアとしても優秀。
モーエンセンのデザイン力がぎゅっと詰まったチェアです。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。