Ejvind A Johansson(アイヴァント・A・ヨハンソン)によって1961年にデザインされたmodel.84。愛称は見ての通り、アイチェアです。
ボーエ・モーエンセン、ポール・ヴォルターに続きFDB moblerの3代目デザイン責任者を担ったヨハンソンですが、当時から異彩を放つデザインで知られ、今もなお現行品が製造されているJ67やJ64など多数の家具を生み出しました。
一目で記憶に残るアイコニックなフレームはキャッチーなだけでなく、意外にもそぎ落とされたデザインで全体をバランス良くまとめあげています。贅沢にチークを使った背もたれと、そこから伸びる華奢な後ろ脚との接合部などはまさに目を見張る美しさ。
ハの字にのびた脚部のテーパードが前後でぴったりと重なる様や、背もたれとのバランスを取るように横に広い楕円のシートなど、その全てが絶妙な塩梅で成り立っており、どこを取っても惚れ惚れするプロポーションからはモーエンセンらに引けを取らない、3代目デザインチーフとしての力量を感じられます。
※張地のレザーは買付時のままとなっています。
若干の使用感はあるものの、まだまだお使いいただけるコンディションです。
張替えをご希望の場合は別途お見積もりいたします。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。