可愛いのに、格好良い。
その二つを兼ね備えるって、そう容易くない。
この、ピルッカシリーズには確かにそれがあって、だからこそギョーカイの人からも熱烈な
支持を得ているのだろうし、いつかは迎え入れたいって思わせるのだろう。
フィンランドの巨匠、イルマリ タピオヴァーラによりデザインされたピルッカシリーズは、
なぜだかヴァイキングの血をひく彼らの体格を想像すると、…? となるほどにコンパクト。
全体のバランスをみれば一目瞭然で、とくにダイニングテーブルの高さは日本で言うところの
ローダイニングに近い。
ふつうのダイニングテーブルだと、幕板と呼ばれる構造材で膝下スペースが詰まるために
NGとなるのだけれど、このテーブルはちょっと特殊な構造のために幕板がなく、故に膝が
当たる心配をしなくてすむ。
そして、その構造ゆえ天板のみのピシッと潔いシルエットが映えて、ダボとよばれる部材で繋がる2枚の天板とトラス構造の華奢な脚部がうむ‘タピオヴァーラ バランス’とでも呼びたくなる、軽やかで素朴な唯一の存在へと、この一連のデザインを高めている。
そんなテーブルはもとより、チェアは一脚でも引く手数多の人気者。
テーブルと同様、他のチェアにはない、ピルッカチェアが纏うその雰囲気。
経年で飴色へと艶を増すパイン材はカントリー家具の素材に代表され、とてもカジュアルな表情が特徴なのだけれど、特徴の一つでもある節を除くことで生まれるとても静謐な、清潔感のある表情。
それらがタピオヴァーラのデザインバランスで絶妙にパッケージングされいるから、他に代えがきかない。
その低さも、何とも心地よい低さ。
北欧家具とはもちろん、インダストリアルな照明に赤みのあるキリムなんかをひいても。
もちろんこのセットだけをRC造のひんやりした空間にセットしても、本当に絵になる。
天板に触れるとふんわり柔らかなパインの素材感を感じられる点は、迎え入れた人のみが日々味わえる特権ですね。
Ilmari Tapiovaara ピルッカ テーブル パイン
型番 |
LV2303057S |
MAKER | ASKO |
from | Finland |
material | パイン |
size | W1200 D810 H730 |
送料ランク | D |
販売価格 |
0円(税込)
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