デンマークデザインの巨匠、Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)によるデザインのダイニングチェアBM61。
ラタン椅子の真骨頂とでもいうべきでしょうか、
その美しさと実用性とを兼ね備えた椅子としてのクオリティの高さに、1957年の設計から数十年の時を経て今もなお復刻製造され続けているだけの訳を感じます。
天然素材のラタンを背と座とに大胆に取り入れ、フレームは極めてシンプルに直線的な仕上がりに。脚部の厚みを均一に、余計な貫は入れない潔さと、前後の脚を繋ぐ渡しには構造面だけでない意匠としてのデザインが見て取れます。それぞれのパーツを繋ぐ木組みをデザインアクセントとして魅せる業は流石の巨匠。
ついついその美しさにばかり目を向けてしまいますが、座り心地あってこその名作椅子。座面は優しくたわんで身体を受け止め、高さ角度ともに絶妙なカーブの背もたれがほどよい張り感をもって上半身を支えます。平面と曲面が織りなす心地よい着座感はラタン素材の持つ見た目以上の魅力を引き出します。
背面および座面のラタンは新規張替を行っております。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。