デンマーク家具の父と称されるコーア・クリント。
ウェグナーやモーエンセン、ヤコブセンなど、北欧家具の黄金期を支えて発展させた錚々たるデザイナーに多大な影響を与えた一人です。
そのクリントが教会のためにデザインしたという背景があるのがこのチャーチチェア。
随所に当時のシーンを物語るパーツがあり、特徴的なのが背面のポケット。
こちらは聖書を入れるラックとしての用途で取り付けられたもの。
また、前脚の裏側にあるレザーバンドは、多数脚を並べる必要もあった教会で、
そのバンドにバーを通す事で並列時のズレを無くす役割も有りました。
今でもダイニングチェアとしても使えたり、当時の用途とは違えど、
何十年経った今でも様々な使い方の想像を掻き立ててくれる魅力と物語の詰まった一脚です。
※ペーパーコードは買付時のままとなっています。現状のままでも十分お使いいただけますが、、、張替えをご希望の場合は別途お見積もりいたします。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。