50年以上もの時を経てなお、ウェグナーのデザインを見るたび驚かされる。
あ、デザインってもっと自由だったよな、と。
当たり前のように構造面から考えると、面白みに欠ける‘よくあるデザイン’になりがち。
でもウェグナーは、当たり前の大切さを勿論知っていて、それを踏まえた上で
当たり前を飛び越えたデザインをするんですよね。
…っと、分かりづらいコメントをしてしまいましたが。
巨匠ハンス・J・ウェグナーによりデザインされたダイニングテーブル、AT-312。
理に適った構造を大前提に、どれだけウェグナーらしく、立体的で、
それでいて表情に富んだデザインに出来るか。
そして、使い手に寄り添えるか。
このデザインと構造が生まれるまでに、どれだけの時間を要したのだろうと
考えずにはいられません。
良質なチーク材、オーク材を用いて製作されたこちらのテーブルは、どの面から見ても美しく
自然に広がる脚部と立体感溢れる幕板、丁寧な木口の処理を施されており
細かな工夫の積み重ねから生み出された完成度だという事がひしひしと感じられます。
エクステンション機能のあるダイニングテーブルとしては比較的大きめで、伸ばさずとも家族四人ならゆったり使う事が出来ます。
ですが、もちろんせっかくのエクステンション。
来客時は勿論のこと、家族で普段より豪華なディナーのとき、お皿をめいっぱい並べて色とりどりの食事を楽しみたい時にはぜひ、拡げてみて下さい。
女性一人だって、ワンアクションでスッと伸ばす事が出来るんです。
使い終えた後だって、カンタンに戻す事ができます。
また、さりげなく削り込まれた幕板にはデザインだけではない効果があって、それは脚の長い方や脚を組みたいときにさりげなく、威力を発揮してくれるんです。
意味の無いデザインをしない、ウェグナーの配慮と遊び心が詰まったテーブル。
毎日の食事、もとい家族の団らんを支えてくれる、頼もしい一台です。
差込口:W1070 H610
※こちらの商品は脚部の取り外しができない構造となっております。
ご検討の際は、事前の搬入経路確認をお願い致します。
※チェアは商品に含まれておりません。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。