ボエ×フレデリシア。このペアの家具は、そのどれもが今も残る名作。
こちらの商品も そんな名作たちの中にある1台、model.2259。
model.2250番台はそのほとんどがイージーチェア群になっていますが、この流れの中でmodel.2259はその終盤ということもありイージーチェアではなく、どちらかといえばアームチェアとしての安楽性を求めて、それまでのデザインの所謂良いとこ取りをした様を感じます。
ボエらしい直線的なデザインで構成される大枠の枠組み。
でもそのデザインの真ん中に配置されているのは、合板によって形成された背もたれに描く、緩やかな曲線美。
そして、この曲線カーブに合わせたオリジナルクッションが、背中全体への抜群な当たり方でこのシリーズ一連の安楽性を高めています。
このクッションはフレームに脱着可能な様式で固定されているため、座るたびにクッションのズレを直すような面倒は皆無。取り外しも簡単でお手入れ時の煩わしさがない所まで考えられています。こんなところがさすがのデニッシュファニチャー。
さて。そんなデザインの流れの中での2シーター。まずもって、ソファとして考えると座面高が高い。ダイニングチェアと同じくらいあります。ダイニングテーブルと合わせても違和感なく使えそうなほど。
つまりは、ゆったりとした安楽性ではなく、どちらかといえば座りやすさや立ち上がりやすさに重きを置いたサイズ設計なので、一度座ると中々立てないゆったりソファではなく、あくまで ちょっと一息。そんな自分なりの時間の使い方や安らぎをお部屋のソファへ求めている人には、グッドチョイスな1台でしょう。
同じ形状で1シーターもございます。
( 販売ページはこちら model.2257 )
安楽性が低いとは言ったものの、それはあくまでシリーズ内で比較した時のお話。ゆったりとした座面と適度な角度の背もたれの座り心地は十分快適なので、1シーター+2シーターで、リビングソファセットにする。そんな検討の余地も十分にありですよ。
張地:Anholt 20-552/501
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。