Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)による イージーチェア。
こちらは1930年代に創業後、長きにわたり北欧デザインの発展を支えてきたスウェーデンの老舗家具メーカー、 OPE Möbler社 より手掛けられました。
名作 Örenäs らしさがありながらもさらに流線的な印象。流れるような滑らかなラインと、無駄をそぎ落としたやわらかいフォルムが特徴的です。
背もたれとシートのアングルは、人間工学に基づき設計されており、包み込むような座り心地をもたらしてくれます。アーム部分の優美な曲線は視覚的な美しさだけでなく、使う人に自然な心地よさをも感じさせてくれます。
調べてみてわかったのは、デンマーク製とスウェーデン製で構造に差のあるタイプがあるとのこと。こちらは、バンドで背を支えていますが木フレームタイプも確認できました。
そして悩ませたのがシリーズ名。Kandidaten シリーズの一つとして記載がありましたが所謂そのシリーズとは少し形状に差があります。ÖrenäsとKandidaten、その中間地のような形状です。複数の掲載資料があったので便宜上はKandidaten と記載しております点、ご了承ください。
名前がどうであれ、卓越したクラフトマンシップと、Ib Kofod-Larsenのデザイン哲学が垣間見れるこの1台。一つの空間を格上げする圧倒的な存在感を持ちその洗練されたデザインは、流行に左右されることなく愛され続ける美しさです。
張地:Tonus4 / 131
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。