Finn Juhl(フィン・ユール)の魅力とはなんなのでしょう。
現在ではヴィンテージコレクターの間でも、最高峰の一角として垂涎の的としても認知されてしまった名デザイナー。
彼の作品は高値がつくものがほとんどで多くの家具好きにとって憧れの存在。そんなFinn Juhlが手がけた家具の中には、私たちの手に取りやすいものも実はあるのです。
そのひとつがこちら。「model.198」
同時期に取り扱われた「model.197」というモデルが存在します。ぱっと見はほとんど同じですが、よく見るとフレームや背もたれの傾き・座面のカーブが少しずつ異なります。
model.197が曲線的なのに対し今回紹介するmodel.198は直線的でシンプルな印象。
フィンユール独特の存在感が他に比べると薄く、ダイニングチェア やデスクチェアとして使いやすい、誰でも取り入れやすいチェアですね。
彼のチェアは少し大きめなシルエットが多い中、model.198はとてもコンパクトに仕上がっており、余分なデザインがほとんどありません。それなのに、しっかりと彼らしい柔らかさを感じられるのは、脚部、背板、座面、そのいずれもが程よいバランスで組み込まれているからなのでしょうね。
Finn Juhl作品をおうちに迎える初めの一歩としてハードルの高過ぎない、ちょうどいい 1脚 かもしれません。
張地:kvadrat / Melange Nap - 791
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。