とてもシンプルな、ウェグナーのネストテーブル。
Andreas Tuckで製作されたこのネストテーブルにはいくつかのバリエーションがあり、
こちらは当時もっとも高かったであろう、すべて無垢のチーク材で製作されたもの。
仕事柄、沢山の北欧家具を見る機会がありますが、このネストテーブル（AT40)に
影響を受けたであろうモデルの多い事。
デザインが似ていると並べて比べたくなるのが職業病ですが、比べるとやっぱり違う。
素材の良さ、接合部の丁寧な面取り…、、（マニアな話は店頭で。）
要約すると、細部まで手を抜かず、良質な素材で、使い手の事を考えて！作ってあるんです。
ネスト=巣 という意味の通り、大きな天板のものに中、小サイズのそれぞれが収まるのですが
全てをしまうと、ちゃんと連結されるようになっているんです。
このサイズの家具の良い所である、持ち運びの便利さ。
模様替えの時はもちろん、お掃除のときだって。このちょっとした気配りが本当に嬉しい。
また、貴重な無垢の天板は、うっかりコーヒーのシミをつけてしまっても大丈夫。
メンテナンスで元通りになってしまうのです。
全てのテーブルをまとめて使うのもよいですが、ばらして使えるのもネストテーブルならでは。
大きなコーヒーテーブルを置かなくたって、普段はソファサイドに置いておけば良いし
使う時に、使う人の前へ置いてあげれば三人まで行けちゃいます。
小は大を兼ねる、そんな便利な、可愛らしいテーブルです。