スウェーデンの家具を語る上で、触れずには通れない存在。カール マルムステン。
工房名でもあり、デザイナーでもある彼は、モダンデザインとクラシックデザインの狭間の絶妙なところを行き来するような独特のデザインワークを数多く行っており、デンマークで言うところのコーア クリントとはまた違う、ノルディックデザインという北欧一括りではとうてい説明のつかない、スウェディッシュデザインを具現化した巨匠。
そんな彼がデザインした中では、少しクラシカルな要素が多く垣間見えるこちらは、飾りつつ、あくまで使うものの収納を考えたとしか思えない仕込みが憎いガラスキャビネット。
格納式の作業天板がそれをつぶさに物語っており、中に収納されたグラスなどを選定し、
サービングするまでの流れをスムーズにする事を確実に考えつつ、家具本体の美観に配慮して備えられたそれに使い手への配慮を感じずにはいられません。
また、意匠的に大きなアクセントとなってる脚部、そして、あくまで古典的なシルエットの中から華美な装飾を排した立ち姿がなんとも美しく、見とれてしまう。
400に満たない奥行きも地味に大きなポイントで、導線の妨げになる事なくお部屋の
機能として、しつらえとして、大きな役割を果たしてくれます。
可動ガラス棚:W907 D290
可動木製棚:W917 D290
ダボ間隔:H32
※こちらの商品は前面と左右がガラス張りとなった商品となります。
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