緯度の高い北欧の冬場には、9時に出た日の出が15時には沈んでしまうという日があるほど、日照時間が短い暗く寒い日々が続きます。(北欧の人々は降り積もった雪の眩い白さを見て、明るい!と喜びさえ感じるんだそう。)そんな環境だからこそ、どうしたら部屋の中で心地よい暮らしが得られるのか。
“ライティング” という文化で、頭を悩ませ解決をしてきた彼らだからこそ、Louis PoulsenやLe Klintなど広く愛され、今もつながる照明メーカーが生まれてきた理由なのでしょう。
日照という課題に対して“ライティング”で解決を試みた人々だからこそ、名もないメーカーやアンノウン照明の中にも人を惹きつけるランプが溢れています。こちらの商品も、そんなひとつ。
余談ですが、日本ではシーリングライト1灯で全体の明るさを採っているお部屋が多いです。それはとても安価で合理的な手法。ただ、光の豊かさ という意味では少し味気なく物足りないのも事実。
いわゆる北欧のお部屋では複数の照明を用いて照度調整を行うライトの多灯設置は基本です。
テーブルの上にペンダントランプを。
名の通り床と上部を照らすためにフロアランプを。
デスクの上で手元を照らすにはデスクランプを。
置く場所を照らすためのランプ。光が必要なところをポイントで照らし、その結果は室内に明るすぎない光と影のグラデーションが現れます。これがライティングによる奥行き、自然とリラックスできる明るさの肝になっているのですね。
どこを照らすためのランプを探しているのか。その使い方、照らされ方の差異を念頭に置いた上で照明をお選びいただければ、お部屋には今までとまた違う深みが出るはずです。
ご購入の際には、
こちら のヴィンテージ照明に関しての項目をご確認の上ご注文をお願いいたします。
対応電球 : E26型 〜60Wまで
現在、
haluta tokyo instock showroom にて展示または保管中です。