ベンチって、なんとも代えがたい魅力を持っている。それは、ちょっと腰をかけるという、ことの合間を過ごすという橋渡し的な役割のせいなのか、チェアよりもゆったりした幅と低さから生まれる安定感を滲ませるビジュアルゆえなのか、うまく説明がつかないのだけれども、そこへ腰を下ろした時のホッとするひと時は、ベンチならではのもの。これが作られた当時は固定電話がスタンダードで、もちろん?僕の幼少期だってそうだった。携帯電話があっという間に普及して以来、固定電話の置き場所はトレンディドラマの中のものになってしまった感じがするけれども、固定電話が無くったってテレフォンベンチの魅力は変わらない。インドアグリーンと、ひとやすみ。軽食と、ひとやすみ。携帯片手に、ひとやすみ。そう、ひとやすみにジャストフィットなのだ。背もたれは、もちろん壁。くつろぎ過ぎない心地よさ。それがこの、ベンチの魅力。ビジュアルだけでも、十分に魅力的なんですけどね。(2307051)
抽斗内寸:W320 D323 H60
脚:H400
張地:mina perhonen dop if1056
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。