堂々足るこの姿。一度見たら忘れられないその立ち姿にため息がでます。チェアだけでなくテーブルにだって名作の多いウェグナー。これは、そんなウェグナーのテーブルを数多く手掛けたAndreas Tuck製の中でも象徴的な1台。
まず目につくその脚部。X形状のレグはX-leg(クロスレグ)の愛称で呼ばれ、幕板を廃した全体にミニマルな潔いデザインの中でも特に目を惹きます。これを単に奇を衒ったように見せず、ここから全体を更にまとめあげているのが、裏面中央から左右に伸びる真鍮製パイプ。左右のレグと天板とを繋ぐ貫の役割を果たしているだけでなく、機能性とデザインを両立させたスーパーグッドデザイン。
天板はチーク、金物に真鍮を使い脚部はオーク。お得意のマテリアル達をシンプルな構造でまとめ、どの角度から見てもいい。それでいてインパクトは抜群。どこをみても溢れ出るこの哲学に脱帽です。
そんなX-regシリーズ、伸長のないAT303やコーヒーテーブル AT308などのシリーズの中でも、一番の存在感を誇るのがこのAT309。両翼、と呼ぶに相応しい左右に携えたドロップリーフはその見た目に反して力要らずに軽々と広げることができます。
大人数が集まるシーンでもゆったりと過ごせる。畳んだ状態も様になる。選ばない手がないですね。
差込口:W1280 H695
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。