王座のリ デザイン。
デンマークから遠く離れたエジプトの、それも遥か昔に造られた外出用の王座をPoul Hundevadがリ デザインしたこちらは、基となったエジプシャンスツールの完成度に無駄な手を加えず、敬意を払いながら要所にHundevadの解釈を少し取り入れる事で、微かにノルディックの香りが漂う造形美の塊のような存在へとブラッシュされています。
家具の歴史に造詣の深かったオーレ ヴァンシャーのそれとはまた違い、デンマーク流のソリッドでスマートなモダニズムをあまり表へ出さず、オーク材そのものが持つ野性味と
量感を惜しげも無く解放することで、ミニマルな構造、サイズからは想像もつかない程に存在感を押し放つこの一脚は、畳んだときの姿さえも秀逸。
ずり脚とも呼ばれるその脚部構造ゆえ、意外にも思われることは想像に難くありませんが、ミニマルな和室へのマッチングは息をのむ美しさ。
もちろん、無機質なコンクリートのようなテクスチャーとも吝のつけようがないフィットですが、これほどまでに一脚で満足感を得られるスツールは他に無いと、そう思えるほどの極まるスツールです。
※ 座面の革は買付時のままとなります。まだまだ使っていただけますが新規での張り替えをご希望の際は別途お問い合わせください。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。