Finn Juhl(フィン・ユール)の魅力とはなんなのでしょう。
現在ではヴィンテージコレクターの間でも、最高峰の一角として垂涎の的としても認知されてしまった名デザイナー。
一番の魅力としてよく形容されるのは彫刻のような曲線。フィンユールが放つ独自の発想力とその造形力、デザインとしても理に適っている考え抜いた完成美を土台に、ウェグナーなど他の巨匠たちと比べると現存する個体が極端に少ないことが、最近の高騰ぶりにも拍車をかけています。
BO98は、みなさんご存知のBorvike製ソファ。
まず特徴的なのは、アーム部分のローズウッド材。このアクセントの入れ方。ローズの象眼をバリエーションの一つとしてでなく、基本仕様として組み込んでいるのはあまり見かけません。
一説によるとアーム部分は普段から手が当たるところのため、汚れが目立たないように深めの色を設定しているんだとか。バージョン違いでチークが象眼されているものを見かけたことがありますが、ビーチに比べればやはり色として濃い素材。やはりフィンユールは暗い色を肘に添えておきたい、ってことなのでしょうか。
1つ1つが手作業で作られる彼の作品。だからこそ出るこのこだわり様には職人技とデザイン力の融合が一目で見て取れる作品が多く、このBO98も座っている時はもちろん、座っていない時にはこれを眺める贅沢が待っている家具の一つです。
※ 現地にて新規で張り替え済みの個体となります。新たにお張り替えをご希望の方は別途お見積りいたしますので、お問い合わせくださいませ。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。