カイ・クリスチアンセンによってデザインされ、1968年に発表された壁面取り付けタイプの収納システムです。
本体そのものに脚がなく、壁面に直接取り付けるスチール製のレールに
棚板や収納棚などのパーツを自由に取り付けていくアイテムになります。
脚の制約がないインテリアのなんと解放的なことか。パズルのように板や棚の位置を好みの位置へ動かせて、
高さの調節も自在なので、もう少し高い位置にあったらいいのに。や、
手が届かないから低くしたい、もう少し間隔を空けたいといった要望にも
手軽にほいほい応えられます。
さらに無駄な装飾などは極力なくして、線の細さが際立っているから
空間になじみつつもスタイリッシュな印象を与えるのは
カイ・クリスチアンセンの隙のない仕事術の賜物。
ミッドセンチュリー期の雑誌にもよく見かけられたりしますが、
現在に至ってもいまだに根強い人気を誇るセンス抜群のアイテムです。
今でこそDIYが一般的になってきて、
自身でも壁面のアレンジが自由になってきたとはいえ、やっぱり存在感の差は段違い。
取り付けには一癖ありますが、その工程を経て余りある空間の充実度は
代え難い満足感と何を飾ろうかという贅沢で嬉しい悩みを与えてくれます。
棚板:
W856 D180×5枚
*こちらの商品は、柱を壁面へ直接取り付ける仕様となっております。
柱ないしは構造用合板の壁面への設置をお勧めしており、石膏ボードの壁面へ取り付けの際にはボードアンカーを施工の上、重量物の収納を避けられることをお勧めいたします。
*全体の重さや耐荷重の正確な数値はわかりかねます。設置に不安がある場合は、お近くの工務店様などにご相談くださいませ。
*取り付け用のビスは付属しておりませんので、お客様ご自身でご用意をお願い致します。
*柱は新規製作されたものをおつけいたします。
*梱包の関係上、ご配送料は都度見積もりとさせて頂きます。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。