上質で、暮らしに寄り添ってくれて、かつ主張しすぎない。
そんなキャビネットをデザインさせたら右に出るものなしの、ボーエ モーエンセン。
多くの名作を残した彼ですが、その中でも一番のお気に入りは?と(個人的に!)聞かれたら、選びきれない中でも必ず候補に上がってくるのがこちらmodel.232。
言わずと知れたFDB moblerのためにデザインされ、製作を請け負った名工房 C.M Madsen の確かな仕事ぶりがぎゅっと詰まった一台で、潔ささえ感じさせるほどストレートでシンプルな線で構成されながら、このキャビネットの表情を決定づけている真鍮製の、抽斗を兼ねた鍵穴と鍵の絶妙な可愛らしさと、安定感とともに凛とした姿を形作っている脚部のシルエットは絶品。
もちろん、家具としての作り込みはC. M.Madsenお墨付きのクオリティで、がっしりと備わり可動さえできる棚板を好みにセッティングし、これでもかとばかりにモノを詰めてもへっちゃら。
質の良いビーチ材で設えられた棚板ゆえ、重量物も確りと支えてくれます。そして、印象を大きく左右する本体は、まさしくイイ感じとしか言いようのない飴色オーク。
幅1220というなんとも設置しやすいサイズとともに、文句のつけようなどありません。
本当に最近は出回らなくなってしまったので、気に入ったならば早めのご決断を。
可動棚 W575 D400
抽斗内寸 W545 D365 小H35 大H85
脚の高さ 230
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。