大型の収納家具=作り付けるもの。
そんな流れが主流だった昨今ですが、どうやら最近は少し様子が変わってきたみたい。
ときに、ダイニングテーブルすらビルトインの賃貸物件なんかが流行ったこともあったけれど、それも下火。
あらかじめサイドボードのような中型以上の家具を設置するつもりで物件を探したり、設計を進めているという声を聞くようになったのは偶然では無いようで、それは置き家具ならではの立体感あるデザインを空間のポイントにしたいという声と、作り付けでは攻めきれない細かな間仕切りやトレイ、そして様々なパターンを持った扉がやっぱり使い勝手に優れるという改めて聞いてみればごもっとも!な声が多くを占めている印象。
特に北欧のヴィンテージ家具に関しては、当時から人間工学的な考えを家具のデザインに取り入れていた為、カトラリーを仕舞ったり、食器を仕舞ったりと、現代生活に使われるそれらのサイズがフィットするように作られているがゆえに使い勝手が悪いはずもなく、そこにヴィンテージならではの豊かな表情やチーク材の風合いが備わっているのだから文句のつけるところもそうは無い。
これらのヴィンテージ家具が作られた当時でさえビルトイン家具はすでに使われていたことを考えると、場所やシーンに合わせて使い分けていたんでしょうね。
また、収納力に対してリーズナブルなのも地味に嬉しいポイント。
同じようなものを今作ったほうが、よほど高くついてしまいます。
たっぷりと収納でき、かつ脚付で軽やかなデザインで空間の立体感を豊かに演出してくれる。
一台あると本当に重宝する、頼れる収納家具です。
抽斗内寸W500 D335 H60
可動棚(右)W520 D210-295 (左)W1105 D365
脚H355
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。